浙江図書ビル
新聞紙と定期刊行物
浙江省の新聞雑誌業は発展が速い。公開発行の新聞紙は70種類で、定期刊行物が218種類である。浙江日報、杭州日報、寧波日報、温州日報4つ新聞グループ会社がある。浙江日報新聞グループ会社は新聞が16紙、定期刊行物が3誌を発行している。杭州日報新聞グループ会社は新聞が7紙、定期刊行物が3誌を、寧波日報新聞グループ会社は新聞が7紙、定期刊行物が2誌を、温州日報新聞グループ会社は新聞が4紙、定期刊行物が1誌を発行している。
ラジオ放送とテレビ
今日、浙江省にはラジオ局とテレビ局が83局あって、ラジオとテレビ番組が215本ある。浙江ラジオとテレビグループ会社、杭州ラジオとテレビグループ会社、寧波ラジオとテレビグループ会社がメインに、衛星、光ケーブルを主体とする高品質ラジオとテレビ放送ネットと、全省を連結する有線ラジオと光ケーブル伝送テレビネットが建てられた。2006年末まで、全省は有線ラジオとテレビのユーザーが950万戸、利用率が63%に達した。11の市の市区は有線デジタルテレビ放送を全部開通した。デジタルテレビの利用者が130万戸で、ラジオとテレビの人口に占める割合が98.4%と98.8%に達した。
浙江ラジオとテレビグループ会社はラジオとテレビ放送を核心業務として、関連産業も兼営し、中国マスコミ界で比較的に強い実力、大きい影響、良い評判をもっているマスコミグループである。2006年8月に浙江テレビの国際チャンネルが開局した。今までにグループは10のテレビチャンネルと、7のラジオチャンネルを通し、毎日放送するラジオとテレビ番組が400余時間に達し、北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアなどのマスコミに番組を輸出し、10数社の外国マスコミ機構と友好協力関係を確立した。
出版
全省には13軒の図書出版社、4軒のデジタルコンテンツ出版社がある。浙江から出版した図書は良いブランド効果があって、全国の図書評定にたびたび受賞している。
浙江出版グループ会社は全省出版界の先導として、図書、定期刊行物、音声製品、電子出版物の出版と発行を核心業務として、浙江人民、美術、科学技術、文学芸術、少年児童、教育、古書、撮影、電子などの9つの出版社が傘下に収めている。浙江省新華本屋、浙江印刷グループ会社、浙江省出版印刷物資グループ会社、この3つの子会社及び直属、持株、資本参加の会社がたくさんもっている。グループ会社は先進の印刷設備と全省図書発行ネットシステムを強みとしている。新華本屋は全省のチェーンストア経営を基礎とすると同時に、積極的に省外市場を開拓して、省外に11の本屋を開業させた。2006年、グループは5250種類の図書を出版して、総印刷数量は2.5億冊である。
インターネット媒体
浙江省は、省級重点ニュースサイトを先頭として、各の市県村のニュースサイトを中心に、ビジネスサイトの積極的働きを発揮する全省ネットニュースシステムを初歩的に建てた。現在全省には70軒のネットマスコミがある。浙江オンライン(www.zjol.com.cn)は浙江省の重点ニュースサイトであって、40余のチャンネルとサブサイトがあって、英語版、日本語版と繁体字版もある。2006年12月まで、浙江オンラインの一日の平均訪問量は500余万ヒットに達した。
その他
『人民日報』、新華社、中国新聞社、『中国日報』、『光明日報』、『経済日報』など、百数社の全国マスコミ機関と香港『大公報』、『文匯報』、『商報』、『経済導報』は浙江省に事務機構を構えている。
夕焼け中のテレビタワー