杭州王星记
1875年に設立した杭州王星記(おうせいき)扇有限会社は中国の唯一の総合的扇の企業で、国家商務部に改めて判定された第一陣の“中華老舗”である。王星記の扇は腕前が抜きん出ていること、機能が多種多様であること、典雅な風情によって、絹、龍井茶と同じように有名で、“杭州の三大絶品”と言われ、国内外に名高い。
杭州王星記扇有限会社の前身は杭州王星記扇荘で、1875年(清朝光緒元年)に創立した。創立者としての王星斎(おうせいさい)が扇作り名門の出である。根っから賢く、扇を作ることに没頭して、妻陳英(ちんえい)の助けで扇を作る業に入った。言うところによれば“丁寧な仕事ですばらしいものを作り出せ、材料がよければ天然の美にも勝る”と。王星斎夫婦の作った高級花扇は清の宮廷貴族と文化人に目をかけられて、そのうえ皇室に贈る献上品として、“貢扇”と冠させていた。それから良い評判が広くふりまいて、1902年に王星記扇荘が正式に設立した。
百年来、王星記は千年の中国の扇の文化を伝承して、独特な扇を作る工芸を創造した。たとえば黒紙扇子が86回の手順を経る必要があって、金を塗ること、銀を塗ること、切り抜くこと、絵を描くこと、書道を飾ることなどの工程がある。“雨にぬれてもしみ込めない、強い日差しに晒しても持ち上がらない、紙もやぶらない、色もあせない”の特色で、“扇子1本が傘半本に等しい”というのがあった。白檀扇の所謂“三花”加工技術を使って、独創性があるほか、白紙扇子のに象牙や螺鈿をはめこむこと、および漆細工などの装飾工芸は、独特のスタイルが作り上げられている。王星記の一代一代の名工名匠はこれらの技能を伝承し、長さが一尺にも満たない扇によってすばらしい腕前、無限と不思議を表している。
現在、王星記の扇は書画、文学、中国の伝統劇などの芸術要素を加えて、文化価値を極めて備える工芸品になった。金の書画がある黒紙扇子、美しい景色がある白紙扇子、容姿優雅である女用絹扇、華美なる白檀扇、壮大かつ華麗なクジャクの毛の扇、古めかしい宮廷団扇、などの15のシリーズ400余の種類で3000余の色と柄は、遠く40余か国と地区に売られ、世間の目を引き寄せられている。
1994年、“王星記”は全国の第一陣旅行商品指定生産企業と判定された。
2001年、王星記扇は浙江省の第一陣伝統工芸美術保護品種と指定された。
2005年、浙江省の第一陣無形文化遺産の代表として指定された。
2006年、国家商務部に改めて“中華老舗”と判定された。
社長:孫亜清(そんあせい)連絡電話:+86-13906506499ビジネス連絡人:孫亜清(そんあせい)
住所:杭州凱旋路70番(臨時)
杭州長板横丁118番(新しい工場)
郵便番号:310016連絡電話:86517599、86519253ファックス:86517311URL: www.wangxingji.com
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