杭州邵芝岩(しょうしがん)筆荘は139年の歴史がある中華老舗企業である。各種の筆と文房四宝の生産販売を専門としている。
清朝同治元年(1862年)、杭州邵芝岩筆荘の創立者である邵芝岩は杭州の繁華街?三元坊で前店後工房の筆荘を開いて、“粲花室”(さんかしつ)と名をつけた。邵芝岩は頭脳明晰で、若くにしては志高い。筆を作る工芸に没頭しており、一般民衆の筆に対する需要に関心を持つだけではなく、更に文人や官僚たちの筆に対する拘りを聞きに大きな豪邸を自ら勇気を振り絞って訪問した。邵芝岩の勤勉と卓越した見識のため、邵芝岩筆荘が全国によく売れるようになったのだけではなく、海外にもその名を知らしめた。
邵芝岩筆荘の筆は材料の厳選から始まり、丁寧に作られ、“尖り、整い、円い、丈夫”という四大特徴をもっている。書くときは縦横に筆を振るって、思い通りになれるため、早くも清朝の時代に朝廷の献上品になって、かつて東南アジア、パナマ、フィラデルフィア、西湖博覧会などの国内外の博覧会で何度も受賞した。
邵芝岩筆荘はすでに杭州の歴史的建造物に認定された。今は民国時期の建築として保存されている。2階建てで面積は482.73平方メートルで、営業ホールの前門に“邵芝岩筆荘”と書く金塗りの看板がある。ホールの1階の展示場の中に長さ100センチメートルで、直径が14センチメートル、筆の先端が茶碗のふちのように大きな超大筆がある。2階には上品な応接室があり、優雅な環境で、国内外のゲストと文化人の接待に用いられている。1983年、邵芝岩筆荘が生産と加工した“芝兰图”(しらんず)筆は商務部に中国の六大筆のひとつに定められた。1994年、“芝兰图”筆、“紫竹”、“墨趣”が国際アジア太平洋博覧会の“金賞”を取った。2003年にまた杭州の西湖博覧会および第4回工芸美術巨匠国際芸術逸品博覧会の“作品賞”と“銅賞”を得た。2006年に国家商務部に第一陣“中華老舗”企業を定められた。
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