杭州楼外楼(ろうがいろう)レストランは西湖酢魚、龍井茶とエビの剥き身、こじき鶏、宋姉さんの魚のスープ、ドンポー肉などの中国伝統料理で名を中国の内外に知れ渡らせているレストランである。
清朝道光二十八年(西暦1848年)、洪瑞堂(こうずいどう)という落第の文人は特有の江南水郷の風俗と文化によって、西湖の魚とえびを料理して、そのうえ南宋の詩人林昇(りんしょう)の詩『臨安邸の書付』の名句“山の外に山があり、楼の外に楼があり”を借りて、楼外楼レストランを開いた。
楼外楼レストランは160年、世の転変を味わい尽くした。“江南第一のレストラン”と呼ばれることになっている。杭州伝統の有名料理を主として、色、香、味、形、質を重視するだけではなく、その上専門家の指導のもとで、古代の宴会――“乾隆の宴会”を再現することに成功。現代の飲食の新観念をねらって、養生と情緒のための“龍井茶料理”という料理シリーズ;気高くて優雅で、料理の極上品である“カニみそ料理”という料理シリーズ;風情があって、誰も楽しめる“蓮花宴”;西湖の風景に照り映えるの“西湖船宴”などの料理品種を開発した。楼外楼レストランの軽食もたいへん人気がある。そのなかの呉山バター薄焼きパン、精進ハム、金モクセイもち米のレンコンは中国料理協会に“中国有名軽食”と判定された。
“料理によって楼の名があげされ、文によって楼をさらに盛んになる”。楼外楼レストランは相次いで数え切れない歴史名人を迎えた。孫中山(そんちゅうさん)、竺可桢(じくかじょう)、馬寅初(ばいんしょ)、豊子恺(ほうこがい)、潘天寿(はんてんじゅ)、趙朴初(ちょうぼくしょ)、芥川龍之介などの名人は楼外楼レストランにいらっしゃった。亡き国務院総理の周恩来は、更に楼外楼に十回上って、多くの美談を残した。一世代また一世代の楼外楼の継承者、今はすばらしい料理の技術、おいしい料理、行き届いたサービス、緻密な管理をもって中国内外のお客さんの“美食天国”を建てている。2000年、“第一回中国美食節接待先進部門”、“中国有名レストラン”と判定された。2001年、“中華飲食名店”の称号を取った。2006年、浙江省老舗企業協会は楼外楼に“浙江省市場で一番活力がある企業金メダル”を送った。中国商務部は楼外楼に“中華老舗企業”を与えた。
対外ビジネス連絡人:石晶晶(せきしょうしょう)連絡電話:0571-87963601住所:中国杭州孤山路30番インターネットアドレス:http://www.louwailou.com.cn/