興震元堂(しんげんどう)は清朝の乾隆(けんりゅう)17年(1752)に開いた。言い伝えによれば創立者が杜景湘(とけしょう)であって、はじめが水澄(すいちょう)橋に薬の小売店によって起業した。“震元”、この二つの字は『易経』から出て、陰陽師に頼って、占って得たのである。“震”は八卦の“震”卦で、五行のなかに木に属して、山林の商品を経営してよいという。“元”は『易経』の卦辞、爻(こう)卦で“元亨利貞”から出て、善をして、仁に拘るという意味である。杜景湘の経営が的確で、信用もあるから、震元堂の堅実的な基礎をしっかり固めた。今までの震元堂は250年の歴史があって、やはり営業が真っ盛りで、長くて衰えない。“店が300年を隆盛して、名誉が江南に満ちた店はこの店のみである”と褒められている。
震元堂は“品物は確かで値段も合理的で、正札で売る”によって世間に知れ渡って、民間に“金塗りの看板”と褒められた。漢方薬の煎じること、灸をすること、焼くことにそれぞれ特色があり、加工場所を“必”、“有”、“我”、“師”、“業”、“精”、“于”、“勤”という八つのワークショップに分けて、基準を厳しく守っている。
震元堂は自分で製作した丸薬、粉薬、膏薬をできるだけ念入りに選んで、焙じる程度をちょうどよくする。処方の薬は『八珍スープ』によって灸をしたオウギ、乾いたトチュウ、熟したアマドコロ、ヤマイモを十二種類合成した。名医の話によると、この薬は慎重に処方され、調剤も適度で、四季にも飲むことができるというのである。他に有名な製品は“高麗ニンジン再造丸”、“聖記大活絡丸”、“小児回春丸”、“逢神曲”、“高麗ニンジン?貝?ちんぴ丸”、また“ロバ皮ゼラチン”、“トラ骨のゼラチン”、“スッポンの甲羅のゼラチン”、“十全大補膏”、“両儀膏”、“雪梨膏”、“美玉膏”などを挙げられる。製品の販売量が非常に大きい。
1996年に国家商務部に“中華老舗”と判定された。
社長:丁唯建(ちょういけん)連絡電話:0575-5134302
ビジネス連絡人:賀玉龍(がぎょくりゅう)連絡電話:0575-5121194
住所:紹興市解放北路289番
URL:www.zjzy.com
E-mail: 000705@zjzy.com