興は春秋時代の越の国都で、景色がおだやかで美しい。百年の歴史がある店――咸亨(かんきょう)居酒屋は水郷の風情、しっかりした文化の息ときらきら輝いている飲食の文化によって当地で一番江南の香りを持っている飲食名店である。
清朝の光緒年間(1894年)、魯迅のおじさん周仲翔(しゅうちゅうしょう)などの人は紹興の都昌坊口南側にあり北向く小さい居酒屋を開いた。居酒屋は大通りの隣で、店内に曲尺の形のカウンター、何台の長方形の机や腰掛があって、ソラマメや煮た落花生などの酒のさかながあって、お客様がほとんどたちのみ派の“短衣派”である。居酒屋は小さくて粗末であるが、よく歴史書を読む周仲翔は居酒屋の名前に非常に気を使った。何度も検討した後『易経?坤卦』の『彖伝』(たんでん)の文“含弘広大、品物咸亨”、すなわち度量が広いと意味から、“咸亨”というふたつの字を選んで店名とし、居酒屋の商売が盛んで、万事順調に運ぶことを願っている。創立したばかりの居酒屋が含んだ江南水郷、酒郷の人文特徴と独特な経営は咸亨居酒屋の文化基礎になった。1918年、魯迅の有名な小説『孔乙己』(くいじ)が出版されて、更に咸亨居酒屋を世に名高くさせた。
1981年、魯迅先生の百歳の生誕に際して、咸亨居酒屋という老舗が新しく開かれた。壁が白くて、瓦が黒くて、屋根が跳ね上がって、通路が丸い穴の形をした回廊に囲まれ、やはり明清時代の建築の風格である。通りに面したカウンターの端に“太白遺風”と書いた青龍(せいりゅう)の碑があって、下に青磁の酒壷、青いヘリの器があって、横丁居酒屋の風習を保った。
咸亨居酒屋は伝統的な風格と時代の特徴を結び合わせて、名城、名士、名酒の風情を一体にした。これでたくさん国内外の観光客は名を慕ってやってきて、お酒を味わって、歌を歌って、詩を吟じて、絵をかいて、紹興の片隅で明るく美しい景色をなしている。居酒屋も紹興料理文化、紹興酒文化の開発に力を尽くした。“咸亨宴”が浙江省の有名な宴会に指定されて、また10数の料理?軽食が浙江省の名料理?軽食に判定された。紹興酒文化の典故を題材にして、伝統的な紹興酒を新しく吟味?研究し、咸亨居酒屋独特の“太雕”(たいちょう)シリーズ紹興酒を開発した。居酒屋の競争力がある核心的製品のひとつになった。
1993年、咸亨居酒屋は“中華老舗”に指定された。
2001年、中華飲食名店に判定された。
2002年、“咸亨”ブランドは中国の知名ブランドに認定された。
2003年、“咸亨居酒屋”は第一回の浙江省の知名商店に認定された。
2003年、咸亨居酒屋の“太雕”紹興酒は浙江省の知名ブランドに認定された。
2006年、咸亨居酒屋はもう一度“中華老舗”に認定された。
社長:宋金才(そうきんさい)連絡電話:0575-5132939
ビジネス連絡人:孟培芬(もうばいふん)連絡電話:0575-85227297
住所:中国紹興魯迅中路179番
URL:http://www.xianheng.com/hotel_index.aspE-mail:xianheng@xianheng.com