湖州王一品斎(おういっぴんさい)筆荘は中国で一番古い筆荘である。“天官”(てんかん)ブランドの湖州筆を生産することで内外に名を知られており、湖州筆生産の元祖企業である。
清朝乾隆6年(1741年)、湖州に王という筆職人がいった。ある科挙の受験生は彼が作った羊毛の筆を使って試験に臨み、状元(じょうげん)になった事が美談として伝わった。それで世に王の名が知られ、湖州城に一軒の筆荘を開いて、“王一品”と名前をつけた。そして“天官銅像”を象徴として、今まで“天官”ブランドの図柄として使っている。
200余年以来、湖州筆は材料の選びから製作まで手作業で何百の製造工程を通じで完成した。生産した湖州筆は“尖り、整い、円い、丈夫”と四大特質がある。一番有名なのは“玉蘭蕊”、“玉蘭”、“七紫三羊”、“桃李満天下”などの贈り物としてのシリーズである。国内外の書画家に深く愛されている。
王一品斎筆荘は日本の観光客と有名な書画家を接待したことが多々ある。例えば、日本の有名な書道家青山杉雨、師村妙石、何保幽谷、吉野松石など知名人物は筆荘を見物して、貴重な墨跡を残した。“筆によって友にあう”という主旨によって、筆荘は日本に知名度を一層拡大して、更に中日文化の交流を促進した。
2001年9月、筆荘創業260周年、中国の湖筆博物館を開館させた。湖筆文化財の陳列、製造工程の展示、逸品博覧と販売および元代有名な書道家趙孟頫書画作品展示と一体に、地域特色を持つ伝統的文化博物館になっている。湖州対外開放において文化交流の窓口として国際友人を接待する場所でもある。
王一品斎筆荘は上等の原料を選んで、現代的科学技術と伝統手工芸をお互いに結び合わせて、絶え間なく創造することにより、実用、芸術、収蔵を一体化した湖州筆を作り続けている。筆荘の製品は四種類ある:羊毛筆、イタチ毛筆、兎毛筆、混合毛筆、アジア各国によく売れている。
1993年、王一品斎筆荘は国家内部貿易部に“中華老舗”と定められた。
2002年、“天官”湖州筆は国家品質監督検査検疫総局に産地保護製品として登録。
2003年、国家軽工業連合会が“品質と効率的な先進部門”称号を授けた。
2006年、“湖州筆の製作技術”が第一陣の国レベルの無形文化遺産リストに入られた。
2006年、中華人民共和国商務部に改めて“中華老舗”と定められた。
社長:許阿喬(きょあきょう)連絡方法:住所:中国浙江省湖州市赤旗路123番
電話:0572-2025717 2025072
ファックス:0572-2025717
郵便番号:313000
インターネットアドレス:http://www.wangyipin.com
e-mail: info@wangyipin.com